ヤマト海援隊
当日の天候は晴れ。
秋の海ごみゼロウィーク「WORLD CLEANUP DAY 2024」 に合わせて頭と体で体験する「知る&体験ビーチクリーン」<第2弾>を開催しました。海岸清掃 → 講演会 → 懇親会 という3部制。
遠くは長崎から、年齢は30代~60代、初めての方が3割。この日は風が強く、ゴミ袋の口を開けていれるのが大変でしたが、青いアイテムを身に付けた、世代も職業も様々なメンバーが一斉にゴミを拾いました。
活動時間は約1時間。
この日は大きなゴミが多く、過去最高の量でした。
主なゴミは、ペットボトルとその蓋、プラスチック製品やその破片、たばこのフィルター、発泡スチロール、お菓子の袋。その他にライターが3本、ブランコの椅子なんかもありました。
砂浜に不自然な原色の赤、青、黄色のプラスチック破片。参加者が「自然界の異物だからでしょうか。小さくてもすぐわかりますね。」と話していたことが印象的でした。
清掃後はサーフビレッジ内の多目的ホールにて講演会を。
最初の講師は、浅野 造史 氏(財閥 浅野総一郎の末裔)
テーマは、「デジタルトランスフォーメーション(DX)って何だろう?」
歴史上の人物に例えるなど、ユーモアを交えて、わかりやすく解説。
次の講師は、東 みちよ 氏(横浜市会議員)
テーマは、「海から考えるSDGs ~ プラごみからお金まで」
実際の活動や実績から、ボランティア頼みではない仕組み作り、学校教育、企業のお金が回るサーキュラーエコノミー、ブルーカーボンの考え方について横浜市の実績を交えてお話しして頂きました。
最後の動画では、「ごみを拾っても拾ってもなくならない。大人たちがゴミを捨てることを止めない。なら、捨てないようにするためにはどうしたらよいのか。」それを「考え活動」した子どもたちの声は心に刺さりました。
このふたつのテーマは、一見違うお話のように見えますが
「DX」と「SDGs」は、ビジネスにおいて存在感を増していてるキーワードであり、「DXの実現」は「SDGsを達成」するための手段のひとつと言われています。この難しそうなテーマを、わかりやすくお話してくださいました。
「ごみ拾いだけが目的ではなく、楽しくて、どんな些細な事でも気付きを持って帰ってもらえるようなアクションになれたら~」そんな思いで続けているビーチクリーン。今回で7回目。
このなかで、何かひとつでも気付きを持って帰ってもらえるような一日つくりを、これからも続けていきたいと思います。
- 団体名:ヤマト海援隊
- WEBサイト:https://blueshipjapan.com/report/14251/
- 実施日:2024/9/21
- 参加人数:18
- 清掃海岸:鵠沼海岸サーフビレッジ付近