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美化団体支援事業

ボランティアをサポート

美化団体支援事業

美化団体支援事業 2021年度トピックス

2021年度 美化団体支援事業 概要
海岸清掃ボランティア参加人数 96,490人

海岸清掃ボランティアに対し、ごみ袋の提供・清掃用具の貸出・ごみの回収等の支援を実施しました。コロナ禍の影響で4万人弱まで激減したボランティア数は、約10万人まで回復しました。定期的に活動する個人ボランティアが大幅に増えたことにより、ボランティアによる広範囲で高頻度の清掃が実現しました。
また、海岸や河川等において美化活動を実施しているボランティア団体や企業・学校・関係行政機関を対象に毎年開催している、「海岸美化団体等交流会」は前年度同様、オンラインで開催しました。



海岸清掃ボランティア参加者の内訳(2021年度と2020年度)
年度 2021年度 2020年度
区分 件数 参加者数 割合(%) 件数 参加者数 割合(%)
地域団体 110 8,629 8.9 58 5,741 15.0
環境団体 234 29,275 30.3 153 11,861 31.0
学校・教育 146 6,789 7.0 68 2,751 7.2
行政 7 1,245 1.3 0 0 0.0
企業等 240 6,026 6.3 116 3,213 8.4
マリン 107 20,797 21.6 85 8,612 22.5
その他 1,628 23,729 24.6 479 6,120 16.0
合計 2,472 96,490 100.0 959 38,298 100.0
定期清掃と随時清掃(2021年度と2020年度)
年度 2021年度 2020年度
区分 件数 人数 件数 人数
定期清掃 296 47,801 88 15,460
随時清掃 2,176 48,689 871 22,838
合計 2,472 96,490 959 38,298
個人ボランティアが躍進
定期清掃と随時清掃(2021年度と2020年度)
年度 個人 団体 合計
2017 122 1,100 1,222
2018 127 1,143 1,270
2019 171 1,185 1,356
2020 286 673 959
2021 1,412 1,060 2,472

2021年度は、ビーチクリーンボランティアの個人へと広がりが一気に加速しました。
これまで、ビーチクリーンの申込件数の過去最高は、2019年度の1,356件でした。2021年度は2,000件を超え、2,472件となりましたが、その増えた分のほとんどが個人でした。
増えた個人ボランティアの中心は、社会人とZ世代と呼ばれる若い世代です。海ごみへの関心の高まりと、リモートで時間に余裕ができたのが相まって、ボランティア活動に繋がったと思われます。個人ボランティアは、平日でもごみの多い場所で活動でき、機動性と即応性が高いのが特徴で、神奈川県の海岸美化の大きな力となっています。

オンライン交流会を開催

 

月5日(土)に「2022オンライン交流会 supported by 湘南電力」を開催し、225名の参加がありました。
この交流会では、「アップサイクル」「Z世代」「地域づくり」というキーワードを具現化するをコンセプトに、先駆的に活動されている3名の方にご登壇いただきました。
テラサイクルのエリック・カワバタさんからは、世界のごみの実情から、実際の海洋プラスチックのアップサイクル事業について解説していただきました。
NAMIMATIの斎藤克希さんからは、Z世代ならではのSNSを活用したプロジェクトを紹介していただきました。
湘南電力株式会社の土井悠史さんには、再生可能エネルギーを活用した地域づくりなどを紹介していただきました。
どの講演・活動発表でも、参加者から多くの質問が寄せられ、闊達な質疑応答が展開されました。

ボランティア団体等の表彰について

国・県からの依頼を受けて、財団が推薦したボランティア団体が各表彰を受賞されました。

表彰名 受賞団体
海をきれいにするための一般協力者 国土交通大臣表彰 諸磯の海100年先まで残す会
神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター所長表彰 神奈川野生動物救護連絡会
神奈川県湘南地域県政総合センター所長表彰 株式会社新江ノ島水族館
海岸美化募金の募集

神奈川県産の間伐材の木製スタンドを使用したオリジナルカレンダー「by the sea」を作成しました。会員特典とするほか、海岸美化募金の寄付者にも配布し、857,983円の募金をいただきました。