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美化団体支援事業

ボランティアをサポート

美化団体支援事業

美化団体支援事業 2020年度トピックス

2020年度 美化団体支援事業 概要
海岸清掃ボランティア参加人数 38,298人

海海岸清掃ボランティアに対し、ごみ袋の提供・清掃用具の貸出・ごみの回収等の支援を実施しました。ボランティア数は、前年度までは5年連続で16万人を超えていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、4万人弱に激減し、財団設立以来最低となりました。
また、海岸や河川等において美化活動を実施しているボランティア団体や企業・学校・関係行政機関を対象に毎年開催している、「海岸美化団体等交流会」はオンラインで開催しました。



海岸清掃ボランティア参加者の内訳(2020年度と2019年度)
年度 2020年度 2019年度
区分 件数 参加者数 割合(%) 件数 参加者数 割合(%)
地域団体 58 5,741 15.0 121 23,893 14.7
環境団体 153 11,861 31.0 190 25,513 15.7
学校・教育 68 2,751 7.2 95 9,685 6.0
行政 0 0 0.0 21 15,382 9.5
企業等 116 3,213 8.4 308 23,071 14.2
マリン 85 8,612 22.5 203 54,221 33.5
その他 479 6,120 16.0 418 10,398 6.4
合計 959 38,298 100.0 1,356 162,163 100.0
定期清掃と随時清掃(2020年度と2019年度)
年度 2020年度 2019年度
区分 件数 人数 件数 人数
定期清掃 88 15,460 126 48,228
随時清掃 871 22,838 1,230 113,935
合計 959 38,298 1,356 162,163
個人ボランティアが躍進

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、大規模なイベントや団体でのボランティア活動が軒並み中止となり、海岸清掃ボランティア数は激減しました。こうした状況の中、逆に、増えたのが個人ボランティア。個人の随時ボランティアは、前年度の774人から1,779人に倍増しました。随時ボランティア数に占める割合も、約0.7%から約8%に躍進し、海岸美化推進の大きな力となりました。
(上記写真2点提供:RIN)

オンライン交流会を開催

3月13日にZOOMを利用したオンライン交流会を開催し、140名の参加がありました。
交流会は二部制で、第一部は、海岸清掃団体 湘南ウキブイ代表の熊沢博樹さんの「ビーチクリーン×テクノロジーの可能性」と題した講演からスタート。

写真提供:松木工弥氏

写真提供:一般社団法人プロギングジャパン

次に、現役高校生の松木工弥さんによる「マイクロプラスチック採取道具『すなふる』を作ってみた」と題した活動発表が続きます。
さらに、一般社団法人プロギングジャパン会長の常田栄一朗さんから「地球が綺麗になるのはオマケ? スウェーデン発のNewフィットネス『プロギング』」と題した活動発表をしていただきました。

第二部は、6つの小部屋に分かれて、オンラインならではの、普段なかなか会うことができない方との交流を図ることができました。

ボランティア団体等の表彰について

国・県からの依頼を受けて、財団が推薦させていただき、多くのボランティア団体が各表彰を受賞されました。

表彰名 受賞団体
海をきれいにするための一般協力者 国土交通大臣表彰 江ノ島湾護美さぁくる
鎌倉マリンスポーツ連盟
環境省地域環境美化功労者表彰 逗子マリン連盟
神奈川県美化運動推進功労者表彰 海岸清掃団体 湘南ウキブイ
神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター所長表彰 中高生ボランティアNEXUS
神奈川県湘南地域県政総合センター所長表彰 茅ヶ崎白樺ビーチクリーン
海岸美化募金の募集

国産の間伐材の木製スタンドを使用したオリジナルカレンダー「by the sea」を作成しました。
表紙を含めて月替わりで財団が清掃している13市町の景色を楽しめる内容になっており、会員特典とするほか、海岸美化募金の寄付者にも配布し、636,227円の募金をいただきました。