2022年 夏の終わりに
8月31日。毎年、この日が来ると、ホッとします。
今年もなんとか夏を乗り切ることができたと。本当に、毎年「なんとか」です。
7月、8月は、江ノ島界隈の海岸では毎日、鎌倉でも週5日、多くの方がまだ眠りの中にいる朝5時からスタートしていた早朝清掃も今日で最後です。
これで清掃は行わないのではなく、9月からは通常シフトの清掃に変わります。
今年の夏は、カツオノエボシの大量漂着からスタートしました。これはメディアにも取り上げられ、大きなニュースとなりました。
3年ぶりの行動制限のない夏、ビーチには沢山の方で賑わいました。嬉しい一方で、残念ながら、人には大量のごみがセットでした。上記の写真は「たまたま」酷かった日ではなく、これが「毎朝の光景」です。
夜明けからこうしたごみを片づける作業に追われました。
沿岸域に一度に大量のごみが漂着したのが、8月13日の台風8号。
台風だけでなく、山間部のゲリラ豪雨によって陸域から流出したごみへの対応に非常に苦労しました。
こうした中、ビーチクリーンボランティアは、個人がとても増え、特に、夏は若い世代やファミリーで初めてビーチクリーンする方が多く、過去最高のペースで申込がありました。
海岸ではいつもどなたかが、ビーチクリーンしました。大好きな光景。大きなチカラになりました。
多くの方にご協力、ご支援いただいた夏でした。
明日からも美化財団は清掃していきますが、ひとまずは、ひと夏、お疲れさまでした&ありがとうございました。